不意
2022.07.13
ふとした時に沸き起こる感情
何気ない時間に芽生えるその感情は、いかなものか。
「あっ」と声をこぼすとき、
ぼくたちは、何かに気がつく。
不意に視線を巡らせた先に感じた緑がそよぎ、カーテンを揺らす景色。
お子さんが落としたおもちゃでできたフローリングの傷。
壁に飾られたお絵かきの絵。
大切にしてきた家具が、積み重ねてきた風合いに心が奪われる瞬間
その時、ぼくたちは、気持ちが穏やかで、
健やかで、ほほえましく感じているのではないか?
そんな瞬間に豊かな気持ちがやどり
お家に暮らす人々が幸せな感情に包まれるのではないか。
その瞬間が、より多く、毎日の日常の中で感じられるように。
住むほどに想いがつのる家を夢にみながら
Uemura