光と影
2021.12.16
寒い日がつづくようになり
お日様のあたたかさに、恋しさを求めだす今日このごろ。
冬場は太陽の高さが低く、
日光が、部屋の窓から入りやすい季節。
そこで、生み出される、光と影の織りなす空間が
ぼくはすごく好きなんですよね。
暗いところ、明るいところ。
空間が2色に分断され
暗がりに映える壁の柄や凹凸の陰影を感じれることが
本当に美しい。
ただ明るいだけの空間で、わかりえないことが影には潜んでいる。
時には、影の空間に身をゆだねることで、落ち着くこともあったりする。
太古より、暗がりの狭い空間で生きてきた人間にとって
窮屈というのが
実は一番、居心地がいい場所ではないのかと
そんなことを思ったりします。
住むほどに想いがつのる家を夢にみながら
Uemura