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プランの時3

雨が降り続き梅雨らしい季節になりましたね~

雨降りで外出がしにくいので

雨のお家時間を楽しんでもらえたらと思います。

 

今回も、前回にひきつづき

お家をプランニングするときに

ぼくたち設計士は、何を大切にしているのか

少しだけお話してみようと思います。

 

前回は、紙に書出す前に「空間のイメージ」を探っていくということをお伝えしました。

ヒアリングで聞かせてもらった内容から「次の暮らし」を自分の頭の中でイメージして、

暮らしのあらゆるシーンをイメージしていくということをして

建物のラフな屋根や外観を固めていき光の入り方などを見ていくということをお話しました。

 

今回は、いよいよ「間取り」の時に大事にしていることを

お話しさせていただこうと思います。

 

間取りにかかっていくときに、絶対にこの順番で進めていくということはないのですが、

だいたい、外観や屋根の形が

定まってきたら、敷地の形状や周りの風景から

「このお家で大事にしたいスポット」を決めます。

例えば、山の峰がキレイに見える場所だったり、

琵琶湖が見渡せるところがあったりと

建った後にお家の中から見える景色が

自然を感じられたり、

自然と共に暮らしていると

思えるようなスポットを作るように

考えていきます。

 

なので、お家をプランする前には、建てたい土地の環境がとても大事になってきます。

プランの前には、絶対に現地の土地を見に行き、

その場での暮らし方、時間の流れ方、風の向きや騒音など

暮らしを考えられるように

じーっとその土地で、見えるもの感じるものを集めます。

 

そして、話は戻って、

つぎに、間取りを組むために必要な部屋数を

1階2階と洗い出し、家族のみんなが寄り集って生活をするパブリックな空間と

家事などの水回り空間と

各個人がプライバシーな空間を確保できる

場所を区分けしていきます。

 

そこまでができたら、

2階から必要な間取りの割振りを考えていきます。

ここからが迷宮コース入りです笑

2階だけでも何度も何度も書き直して

プランニングをしていきます。

 

今回は、ここまで、

次回は、「より具体的な間取りのポイント~動線計画で大事にしていること~」を

お伝えしようと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

「住むほどに想いがつのる家づくり」を目指して

Uemura