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プランの時2

前回に引き続き

今回も、お家をプランニングするときに

ぼくたち設計士は、何を大切にしているのか

少しだけお話してみよと思います。

 

前回は、まず、「ヒアリング」聞き取りが大事とお伝えしました。

ぼくたちの造るお家には、一つとして同じお家はありません。

お家を建てられる一組一組の建てたいお家のカタチ、想いは、

同じではないからですね。

 

お家について、「ヒアリング」をして、お客様の建てたいお家の想いを

聞いたら、いよいよプランニングが始まります。

と言っても、いきなり机にかじりついてお家の間取りを書いていくという感じではありません。

 

まずは、空間のイメージを探ります。

聞かせてもらった内容からみられる「次の暮らし」を自分の頭の中でイメージします。

イメージは、365日のあらゆるシーンを考えます。

これだけで、1日が終わってしまう時もあります。

そして、そのイメージに合うように、今度は空間の立体パースを

ぼくの場合は、iPadにじゃんじゃん書いていきます。

これも、色々な暮らしのシーンを交えながら、書いていきます。

ここで大事にしているのが、

光の入り方、屋根のカタチ、建物の立面のカタチ

シルエットのバランス、耐力的バランスも考えることを大事にしています。

ただ、ラフスケッチで書いていきますので、

あまりにもくちゃくちゃなので、周りの人からしたら、

「何を書いているのだろう?」となるくらいお見せできないレベルの絵が描かれています。笑

そして、とにかくイメージの赴くままに書いていきます。

 

それがある程度、納得のいくものになれば、考えた立面のカタチを元に

キッチンがここで、玄関はここで、、、などの「間取り」の作成に入っていきます。

 

これが、うまくいくパターンの間取りに行きつくまでの流れです。

なかなかそれ通りに進めることが難しくて、

なかなか空間のイメージがまとまらず

色々なほかのお家を探しに回ったり、設計資料を見たりなど

色々なものを見たり、イメージを書き出す時間がとても多い、、、

 

今日は、こんな感じで一旦

終わらせていただこうと思います。

次回は、いよいよ「間取り」の時に大事にしていることを

お話しさせていただこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

「住むほどに想いがつのる家づくり」を目指して

Uemura